満奇洞(まきどう)
全長約450m、最大幅約25mの横穴式鍾乳洞で、岡山県の天然記念物。1929年(昭和4年)に訪れた与謝野鉄幹・晶子夫妻が「奇に満ちた洞」と詠んだことが名の由来です。段々状のリムストーン「千枚田」や地底湖「夢の宮殿」がLEDで彩られ、映画『八つ墓村』のロケ地としても知られます。
石灰岩のカルスト台地がつくった鍾乳洞や絶壁、湿原、城下町の面影。市内に点在する定番スポットをご紹介します。
全長約450m、最大幅約25mの横穴式鍾乳洞で、岡山県の天然記念物。1929年(昭和4年)に訪れた与謝野鉄幹・晶子夫妻が「奇に満ちた洞」と詠んだことが名の由来です。段々状のリムストーン「千枚田」や地底湖「夢の宮殿」がLEDで彩られ、映画『八つ墓村』のロケ地としても知られます。
高梁川沿いにそびえる高さ約240mの石灰岩の絶壁に入口がある、全長約1,200m・高低差約90mの鍾乳洞(岡山県天然記念物)。洞内には落差約50mの「地軸の滝」や「銀すだれ」「くらげ岩」などの奇岩が続きます。井倉峡は紅葉の名所で、近くにはお召列車を牽いたこともある蒸気機関車D51 838が展示されています。
※大雨による冠水などで臨時休洞する場合があります。2026年9月時点で公式サイトに「臨時休洞」の表示があるため、お出かけ前に必ず確認を。
地下の鍾乳洞の天井が一部を残して陥没し、高さ約40mの石灰岩の巨大アーチとして残った国指定天然記念物。洞口から吹き出す冷たい空気で夏でも涼しく、北方系のコケ植物も見られます。隣の「羅生門さくら公園」には約10種類・約700本の桜があり、3月下旬から4月下旬まで長く楽しめます。
「西の尾瀬」と呼ばれる標高約550mの湿原。約3.6haにオグラセンノウ、ビッチュウフウロ、ミコシギクなど300種を超える植物が自生し、「鯉ヶ窪湿性植物群落」として1980年に国の天然記念物に指定されました。ハッチョウトンボなど希少な昆虫も生息しています。
1697年(元禄10年)、初代新見藩主・関長治が城の代わりに御殿(陣屋)を構えて整えた町。近代の商家「太池邸」や元料亭「松葉」など、当時の面影を残す建物が軒を連ねます。「御殿町センター」には藩主・関家ゆかりの資料や、土下座まつりの行列のミニチュアが展示されています。
直径13.6m・6m・4.5mの3基が並ぶ「日本一の親子孫水車」がシンボル。「紙の館」では、この地に古くから伝わる奥備中神代(こうじろ)和紙の歴史を学べ、もみじや色水を使った紙すき体験(要予約)でオリジナルのうちわやはがきを作れます。
国道180号沿いに突然現れる、高さ約60m・3段の滝。白い絹を垂らしたような姿が名の由来です。滝の裏手の「奥の院」には不動明王が安置され、「不動の滝」とも呼ばれます。新見市指定名勝。
標高988mの大佐山は、山頂から真っ白な雲海が見られることもある絶景スポット。中腹にはオートキャンプ場や広い草原があり、アウトドアの拠点として親しまれています。
大佐山のふもと、夏日地区の地すべり防止工事で取水された地下水がきっかけで生まれた名水。2008年、環境省「平成の名水百選」に当時岡山県で唯一選ばれました。カルシウムなどのミネラルを含み、自由に汲むことができます。
大自然の中を散策できる峡谷。4月下旬〜5月上旬には自生するニホンシャクナゲが、10月下旬〜11月上旬には紅葉が彩ります。開花・紅葉の時期には「しゃくなげまつり」「紅葉まつり」も開かれます。
新見藩の陣屋跡にも近い、市内有数の桜の名所。中心市街地を一望でき、JR姫新線の列車を撮影するスポットとしてもおすすめされています。
日本で唯一という「現代縄文アート」の美術館。縄文土器の造形に学んだ作品が並び、春と秋には野焼きで土器を焼き上げる「縄文野焼き祭り」が開かれます。
新見市は、冷涼な気候と石灰岩の土壌、高梁川源流の水で育つ高品質な特産品を「A級の誇り」としてブランド化しています。
日本最古の蔓牛(つるうし)「竹の谷蔓」の系統をひく黒毛和種。竹の谷蔓は江戸後期の1830年ごろ、現在の神郷釜村で難波千代平のもとに生まれ、千屋村の豪農・太田辰五郎が改良と牛市の開設で広めました。「和牛のルーツ」とも呼ばれ、ほどよい霜降りと赤身が特徴です。
標高400〜500mの石灰岩のカルスト台地で、水はけのよい土と昼夜の寒暖差を生かして栽培される大粒の種なしぶどう。葉たばこの産地だった豊永・草間で、代わりの作物として栽培が広がりました。旬は9月下旬〜10月中旬ごろ。
高梁川水系の清流と、石灰層でろ過された湧水を使い、2000年からチョウザメの養殖に取り組んできた新見市。「蝶鮫屋(MSファーム)」では約1万2千尾を育て、非加熱・低塩分・保存料無添加のフレッシュキャビアを製造しています。養殖場の見学・試食は要予約。
「新見A級グルメワイン特区」の新見市には、栽培から醸造まで手がけるワイナリーがあります。哲多町の標高約400mの石灰岩土壌に畑を持つ「domaine tetta」(2016年ワイナリー完成)、保育所跡を改装した「荒戸山ワイナリー(岡山ワインバレー)」(2018年醸造所開設)など。
大佐山の東向きの急斜面・大日高原は、紅茶の産地ダージリンに似た地形と気候。紅茶農園「アーリーモーニング」が2005年から栽培し、5月中旬からの一番茶、8月中旬からの二番茶を農園の工場で製茶しています。英国庭園と紅茶専門店も併設。
高梁川源流域の澄んだ水と、酒米「山田錦」や岡山原産の「雄町」を中心に醸される新見の地酒。哲西町の蔵元・三光正宗の大吟醸は、全国新酒鑑評会で4年連続の金賞を受けたと紹介されています。
カルスト台地で栽培される新見の白桃は、袋をかけずに地面へ反射シートを敷き、下からも日光を当てて育てるため、白桃なのに赤く色づくものがあります。旬は7月中旬〜9月下旬。7月には草間で「もも直売まつり」も。
新見市は西日本最大級のりんどうの生産地で、オリジナル品種もあります。比較的少ない資本で始められることから、新規就農の品目としても案内されています。
ジューシーな味わいで「安心・安全」をうたう新見の鶏肉。千屋牛やジビエと並んで、11月の「にいみ肉inてっせい」でも主役になります。
楮(こうぞ)を主な原料とする、神郷地区に伝わる手すき和紙。一度途絶えた技術を保存会が復興し、夢すき公園「紙の館」で歴史展示と紙すき体験を行っています。
千屋牛が食べられる店、特産品がそろう直売所、紅茶の農園カフェなど。エリアごとの立ち寄り先です。
JAの産直市場。採れたて野菜や千屋牛などが並び、千屋牛が食べられる直営の焼肉店が併設されています。
観光・宿泊・グルメの案内のほか、お菓子や紅茶、地酒、新見市のマスコット「にーみん」のグッズなどのお土産も購入できます。
レストラン「山野彩館」で千屋牛料理を。米粉パンの店、地元のお米やお酒のお土産、野菜市場のほか、哲西栗を使ったソフトクリームも。
紅茶農園の専門店。自社農園の紅茶とスコーンなどのティーフードが楽しめ、アフタヌーンティーは2名から・3日前までの予約制です。
「美肌の湯」の温泉施設に併設。千屋牛や地元米を使ったメニューがそろい、日帰り利用もできます。
親子孫水車を眺めながら食事ができる、公園内の食堂。紙すき体験とあわせて立ち寄れます。
チョウザメの養殖場見学、餌やり、キャビアの試食ができます(いずれも要予約・有料)。キャビアやチョウザメ肉の購入も。
地元の酒蔵や近くの醤油店とコラボした「井倉洞」限定パッケージのお土産があります。
秋のぶどう狩りの会場。2026年は9月27日〜10月16日の開催が案内されています。
県北の山あいならではのアウトドアと体験。家族や仲間と一日遊べる場所がそろっています。
初級者から上級者まで楽しめる、岡山県内のスキー場。キッズパークもあり、夏はプールパークと巨大な滑り台に変わります。温泉施設「いぶきの里」から歩いて行ける距離です。
「別所アウトドアスポーツセンター」(屋根付きBBQサイト・ログハウス、レンタサイクル)、「大佐山オートキャンプ場」、温泉に隣接する「たたらの森オートキャンプ場」、神郷温泉そばの「高瀬湖畔オートキャンプ場」など。
緑豊かな自然の中の公園で、子ども広場やカヌー体験も。大佐地区は大佐山を中心に、パラグライダーやシャワートレッキングなどのアウトドアが盛んなエリアとして紹介されています。
秋はピオーネの産地・豊永でぶどう狩り。草間の「大原観光果樹園」など、観光果樹園も点在しています。
夢すき公園「紙の館」で、もみじや色水を使ってうちわ・色紙・はがきを手すき。子どもから大人まで楽しめます(要予約・有料)。
pH9.2のアルカリ性単純温泉で、化粧品会社ポーラグループが「美肌の湯」と実証した新見千屋温泉いぶきの里。ヒノキの露天風呂が人気のグリーンミュージアム神郷温泉も。